« アウシュビッツ解放60周年 | Main | 物語 バルト三国の歴史 »

February 05, 2005

クラリネットを吹く

オラニエ公は高校・大学と吹奏楽の団体に入ってクラリネットを吹いていた。社会人になってからは結婚式の2次会バンドぐらいしか演奏の機会も無く、それも10年近く前に終了。ここオランダに来るときに、ひょっとしたら現地のバンドに入るかも、なんて思って持ってきたのだが、一度も吹かないまま数年間放置されていた。

先日ドイツの街アーヘンを訪れた際に大きな楽器屋を発見して、そこでふとクラリネットのことを思い出した。そうか久し振りに吹いてみるか。ただそのために必要なリード(クラリネットの音を出す葦の薄い板状のもの)がいるので、店員さんに聞いてみた。

オラニエ公:「リードはありますか?」
店員さん :「あるけれども、ドイツ式あるいはボエム式?」
オラニエ公:「ボエム式。」
店員さん :「メーカーはどこのが良いの?」
オラニエ公:「バンドレン(メーカー名)はありますか?」
店員さん :「ありますよ。」

店員さんは年配の女性でもちろんドイツ語しか喋らなかったが、会話が何とか成り立った。聞かれて思い出したが、クラリネットにはアルバート式(ドイツ)とボエム式(フランス)があって、キーの配列が全く違う。それからリードメーカー名もバンドレンというところが有名だったが、今でも健在らしい。久々にこんな会話が出来て、元ブラバンとしてなんだかとても嬉しくなった。

家に帰ってから一度吹こうと思い、5年ぶりぐらいにクラリネットのケースを開けた。しかしこの愛器は可愛そうなことにキーは一回押さえると元に戻らない、ジョイント部分の金属製のリングは接着剤が乾き切って全て外れてしまうなどの惨状だった。学生の頃に25万円も出して買ったビュッフェ・クランポンなのにこれではあまりに可愛そう。一応音は出るが、今度一度オーバーホールに出してみよう。そうすればもっとやる気が出て、家でも吹く機会も増えるだろう。


|

« アウシュビッツ解放60周年 | Main | 物語 バルト三国の歴史 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80050/2820604

Listed below are links to weblogs that reference クラリネットを吹く:

« アウシュビッツ解放60周年 | Main | 物語 バルト三国の歴史 »