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August 29, 2005

お聴き得な演奏会

昨日の続きになるが、UITMARKT2005を見たついでにコンセルトヘボウに立ち寄ってみたら、お得なプログラムが組まれていた。

日時: 2005年8月28日(日) 20:15~22:10
曲目: モーツアルト:協奏交響曲 変ホ長調 KV.364
ベートーヴェン: 交響曲第7番イ短調 Op.92
演奏: Rotterdams Philharmonisch Orkest
独奏: Mihaela Martin(Vn.), Nobuko Imai (Va.)、指揮: Herbert Blomstedt
場所: Het Concertgebouw (Amsterdam)

ブロムシュテットは有名なライプチヒ・ゲヴァントハウスの音楽監督で、NHK交響楽団でもタクトを振っていた。もちろんロッテルダム・フィルも一流だ。更にアムステルダム在住の今井信子さんのヴィオラが聞けてたったの25ユーロ(約3,300円)。更にホールも世界の三本の指に入るコンセルトヘボウ。日本でこれを聞いたら1万5000円くらいは平気でしそうだ。ということで当日券をゲットしてこのコンサートを聴きに行った。

モーツアルトの協奏交響曲は初めて聴いたが、ここでは今井さんによるヴィオラの音色に思わず聴き入った。というのも普段はヴィオラの音はオーケストラの中ではあまり目立たないので、実際にどのような音色なのか、ヴァイオリンとどう違うのかハッキリしていなかった。それが今日は独奏ヴァイオリンとの掛け合いの中でよーく分かるではないか。ヴィオラはオランダ語で「altviool」つまり「アルト・ヴァイオリン」と言われるが、まさにその通りでヴァイオリンのようなキンキンした音ではなく、アルトのような優しい人の声に近くて何だか暖かいものを感じることができた。初めて聴いた二人によるカデンツァもピッタリ合っていてさすがです。

コンサートは更に続いてベートーヴェンの「第7」。今日のこの曲の印象は特に「ベートーヴェン・サウンドでお腹一杯」と言う感じだった。三楽章からほぼ間髪を入れずに進んだフィナーレでは、これでもかこれでもかという具合に力強くメイン・テーマが繰り返さる。あまりのしつこさ(?)に、思わずヴァイオリンなどは一体何小節休めるのかしらと心配になった。巨匠の域に入らんとしているブロムシュテット恐るべし。これだけ聴かされて25ユーロはやっぱり安かった。

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