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March 23, 2006

オランダ国立バレエ団「白鳥の湖」

昨日以前にも紹介した当日券の安売りサイトで「Het Nationale Ballet」つまりオランダ国立バレエ団の「Zwanenmeer=白鳥の湖」を見に行った。このバレエ団はアムステルダムの「Het Muziektheater」という劇場を本拠地に活動しており、この劇場はコンセルトヘボウと並んでこの街のクラシック音楽の主要なイベント会場である(というか他にそういう所はもう無い)。

日時: 2006年3月22日(水) 19:30~23:15
演目: チャイコフスキー: バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20
舞踊: オランダ国立バレエ団 振付:Rudi van Dantzig
管弦楽: Holland Symfonia 指揮:Ermanno Florio
場所: Het Muziektheater, Amsterdam

安売りサイトで当日券が売られているのでガラガラと思いきや、会場はほぼ満員。この日の公演は「白鳥の湖」の初日ということで、どこまでこなれた演技が見られるのだろうかと思いながら舞台は始まった。バレエには素人のオラニエ公だが、例えば主役の「ジークフリート王子」を演じている人と他を比べると、例えばスピンするような場合でも体の軸の安定感というものが明らかに違う。さすがトップレベルの人は相当鍛えられているのだろう。

第二幕からいよいよ白鳥が登場するのだが、どんどん増えて最後に24羽になる場面は圧巻である。白鳥を演じている女の人たちの手の線が細いこと。クラシックバレエの古典中だけあって、(オラニエ公の好きなチャイコフスキーのサウンドということもあるが)観る人を飽きさせることが無い。今日は初日なので二日目以降は更に洗練された踊りになっていくのだろう。ソロの見せ場で主役の「オデット」がちょっと着地を乱したのが気になったが、全体のレベルとしてはまずまずのものだった。

管弦楽はHolland Symfoniaというハーレムにあるオーケストラ。休憩時間にピッコロが一生懸命ソロを練習していたが(Pas de Six)、そこは無事に乗り切っていた。最後のクライマックスで「ジークフリート王子」が「オデット」に対する愛の力で「悪魔ロットバルト」をどう打ち負かすのかを期待していたら、なんと「王子」が斃れて亡くなって幕引き。悪魔や白鳥&黒鳥は行方不明。一体どうなったの?という疑問を持ったまま劇場を後にした。まあ正規料金の半額(16ユーロ)で十分楽しめたので良しとしよう。

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