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September 08, 2006

オランダ皇太子夫妻 in ゲルギエフ・フェスティバル

今日はゲルギエフ・フェスティバルのオープニング・コンサート。ゲルギエフはロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の主席指揮者で、世界的にも名前を知られている。そういうこともあってDe Dolenというホールは珍しく満席状態になっていたが、開演前に何となく2階席の一番前の辺りの人たちの服装が特にきらびやかで雰囲気が華やいでいるなあと思っていた。

休憩時間にロビーに出て一緒に来た友人と話しをしたところ、まずその人たちが先に客席から出られるように、警備員が他の観客を制止していたとの情報を得た。これは王室関係者レベルのかなりのVIPが来ているのではないか。そんな好奇心一杯で席に戻ると、右前方に見えるのは髪の毛をしっかりと分けたオランダ皇太子アレキサンダーのようだ。すると隣にいるのはプリンセス・マキシマか!!でもオランダの皇太子は3人兄弟だから本当に皇太子???

そこでオラニエ公は躊躇することなく隣に座っていたオランダ人に確認。
Q. 「彼らは誰だか知っていますか。」
A. 「オランダのプリンスだよ。」
Q. 「(3人いるうちの)どのプリンスですか?」
A. 「アレキサンダー皇太子で、プリンセス・マキシマもいるよ。最初の挨拶でも王室関係者が来場しているとも言っていたよ。」
納得である。フェスティバルの主催者の挨拶(オランダ語)の途中で何故か拍手が起こったこと、オラニエ公の席の3列前にカメラマンが陣取っていて舞台でない方にしきりと向いてシャッター切っていたことなどすべてが合点がいった。

肝心な演奏のほうも「天覧コンサート」のせいもあってかいつになく気合が入っているようだ。ゲルギエフの独特の指揮ぶりにあわせて微妙な強弱が表現されている。特にエロイカの一&四楽章では単純な主題をベースに畳み掛けるように展開するベートーヴェンのオーケストレーションをダイナミックに堪能できて満足。

日時: 2006年 9月8日(金) 20:15~22:40
曲目: ベルリオーズ: 序曲「ベンヴェヌート・チェルリーニ」 Op.23
コルンゴールド : ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35*
ベートーヴェン : 交響曲第3番変ホ長調 「英雄」 Op.55
ヴァイオリン:ニコライ・ズナイダー (Nikolaj Znaider)*
指揮: ヴァレリー・ゲルギエフ(Valery Gergiev), 演奏: ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
場所: de Doelen (ロッテルダム)

終演時には皇太子夫妻のタイミングに合わせて別の扉から退出し、ホールのロビーで約10mまで接近に成功。マキシマも長身だけれど、皇太子もオランダ人らしく随分と背が高いんだなあと確認した。こんな話を聞いたら「何で私を連れて行かなかったの!」とオラニエ夫人に責められそうだと思いながらホールを後にしたオラニエ公だった。僕って結構ミーハーだったりして。

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Comments

ゲルギエフのエロイカなんて羨ましいかぎりです。アホ王子はどうでも良いですが、マキシマは会ってみたいですよね。
それではこれからお邪魔致します。

Posted by: ろびー | September 10, 2006 at 06:36 PM

この前は音楽談義も出来てとても楽しかったです。次のイベントももうすぐですね。お洒落をしていかないと...。

P.S. 事後報告ですみませんが、勝手にブログのお気に入りに入れさせて頂きました。

Posted by: オラニエ公 | September 12, 2006 at 12:54 AM

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