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October 11, 2006

ER(緊急救命室) in オランダ

とある激痛に耐えかねて家の近くにある大学病院の救急医療センターに行った。

このような場所には滅多に行く機会はないが、NHKの海外ドラマ「ER -緊急救命室」の舞台としてテレビではよく目にしている。そこでこの痛みもさることながら、オランダのERもドラマ(シカゴのカウンティ総合病院)のようになっているのか、どう違うのか実は興味ありありであった。

まずは受付。ドラマでは複数人の受付係がいてホワイトボードには患者のリストがいっぱいだが、ここでは一人の小さな受付がいるだけで、待合室もガラガラ。誰も待っていない。でもここに何人も人がいたら自分自身本当につらかったと思う。

程なく通されたのはカーテンで仕切られた治療コーナーのひとつ。全部で7-8室はありそうだが、「No.3」という所だったので、いわゆる「カーテン3号」か。そこに現れたのは中年の女性ドクターあるいは看護士。まずは挨拶の握手をして問診、血圧や体温の測定を行う。「ER」では握手をしているようなシーンはあったのだろうか。もっと深刻で急を要する患者ばかりなので、無いのかもしれない。

それにしてもこのERは静かだ。テレビのように銃創患者が出血多量で運び込まれることもなければ、救急車一台も来ない。容態が急変しようにも患者が全部で2-3人ではそれも起こらない。「頭部外傷。グラスゴースケールはXX。ヘマトクリットYY単位。」なんていう専門用語が飛び交うことはあるのだろうか。ここにいるスタッフは患者の治療よりも、包帯をはじめとする備品の補充のほうが忙しそうだ。まあそれだけオランダが平和な証拠ということだろう。

治療コーナーで検査の結果を待つこと40分以上。このゆっくりさはいかにもオランダらしい。付き添いのオラニエ夫人は手術用のナイロンの手袋や、呼吸促進用の簡易ポンプなどの備品などの「ERグッズ」に興味津々な面持ち。
最後に現れたのがきれいな女医さんでちょっとワクワク。レジデントあるいはチーフ・レジデントだろうか。でも簡単な触診の後ペイン・キラー(鎮痛剤)の処方をもらって終了だ。もう少しレントゲン写真とか撮って「ER」らしい体験もしたかったが、まあ大事に至らなくて良かった。

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Comments

オラニエ公!!どうされたのですか??
『とある激痛』とは??こうして手に汗握るレポートをアップされているといことは「挿管!」とかなかったことと思いますが病院のベッドからのレポートではないことを祈ります.....  小百合より

Posted by: 小百合 | October 12, 2006 at 09:03 AM

この冷静なレポートを読み、オラニエ公は無事だなと勝手に想像しています。

オラニエ公の激痛と比べると失礼ですが、ろびーが行く歯医者も必ず治療前と治療後に握手をします。先日半年のチェックに行ったのですが、検診後にさっきまでろびーの口の仲にに入れていた手をしかも唾液のついた手袋をしたまま差し出され、おいおい手袋外そうよと思いながら自分のだからまあいいかと思いながら握手をしたのが思い出されます。

きれいな女医さんの写真upお願いします。

Posted by: ろびー | October 12, 2006 at 10:56 PM

病床六尺、今日は総合病院に行ったのですが、ここでも検査係と女医さんと握手でした。一昨日の人のほうがきれいだったなあ。残念ながら「ER潜入記」みたいにしてパチパチ写真を撮る余裕は無かったです。定例の(?)課外活動にも参加できるよう、早く元気になりまーす。

Posted by: オラニエ公 | October 13, 2006 at 07:52 PM

オラニエ公さま、小百合です、
今週は定例会にてお会いできずメンバー一同大変寂しい思いをしました、深夜の外からの遠吠えはお耳に届きましたでしょうか.... 1日も早いご回復・復帰を定例会メンバー一同、心より念じ、お祈りしています。

Posted by: | October 14, 2006 at 01:49 AM

はじめまして。ろびーさんのぶろぐからきました。 たまに読ませていただいて、本の話など、興味深いわ!と楽しませていただいています。 今回も、激痛の中、のんびりしたオランダの対応が想像できます。私も一度彼に付き添って近くの病院へ、病院の中では器具がとっても珍しく見させていただいたものです。 でもほんと、アメリカのドラマのような忙しさも、腕を切って血が滴っている人もいなく、もちろん銃で撃たれた人なんてなし、はっきりいて略誰もいないので、のんびりだなぁと思ったものです。 激痛はもう完治されたのでしょうか? お気をつけください。

Posted by: ボー | October 19, 2006 at 06:01 PM

ボーさん、こちらこそ始めまして。コメントをどうもありがとうございます。ボーさんもオランダにいらっしゃったのですね。こっちのお医者さんは治そうっていう意思があまり感じられません。ホーム・ドクター制度のお陰か、専門医にたどり着くまでに一週間。日本だったらその間にもう直ってますよね。まだ完治には時間が掛かりそうですが、ここは慌てるだけ損みたいな国なので気長に頑張ります。これからもご贔屓にお願いします。

Posted by: オラニエ公 | October 19, 2006 at 10:53 PM

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