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February 19, 2007

秘曲発見!「チェコ組曲」

最近気に入っている曲にドヴォルザークの「チェコ組曲」というものがある。これはドヴォルザークの出世作と言われている割には日本ではほとんど無名で、昨年末にヒットしたドラマ「のだめカンタービレ」の冒頭のプラハでの回想シーンのバックに流れてから知られるようになった。今までいかにマイナーだったかというと、例えば国内版として販売されていたCDはほぼ1種類のみ(NAXOSレーベルの廉価版)。また国内のアマチュア・オーケストラのDBで調べても、過去10年以上数千回の演奏会で取り上げられたのがわずかに2度という有様。今まで曲の存在すら知らなかった。

オラニエ公は先日出掛けたフランス北部の都市リールの大型CD店(FNAC)で、ドヴォルザークの他の管弦楽曲とセットになった2枚組をゲット。演奏も少々粗いが素朴なチェコ・フィルハーモニーの演奏だ。「チェコ組曲」は全部で5曲で、「のだめ」では第2曲(ポルカ)とフィナーレ(フリアント)が採用されている。この2曲は民族舞曲をベースに、ボヘミアの厳しい自然とそこに暮らす人々の素朴な生活を歌った素敵なメロディーに溢れている。それにしても「のだめ」のプロデューサーというか音楽担当者はさすがだ。数限りない曲の中からこの「秘曲」とも言うべき飛び切りのスグレモノを見つけたのだから...。

ドヴォルザークという作曲家は第7番、第8番、第9番「新世界より」と、交響曲ではかなり名を知られている。ところがいくつもオペラを書いているのにほとんど上演されていない。管弦楽曲もスラヴ舞曲と2-3の小品はよく知られているが、オペラと同様に幾つもある交響詩は残念ながら無名だ。買ってきたCDには「チェコ組曲」ならぬ「アメリカ組曲(全5曲)」(これも無名)というのも収録されている。「秘曲」は思わぬところから現れるので、ロシア・東欧モノ好きのオラニエ公としてはこのCDだけでなく、今後もコンサートやTVをウォッチして行きたい。

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